ゲイ薬剤師のブログ

都内在住アラサーゲイ薬剤師のブログ

同棲を開始するまでの道のり

こんにちは。ゲイ薬剤師です。

 

このたび、付き合って5年ちょっと経つ彼氏(8歳年上)と同棲することになりました。

 

4月の頭くらいから物件を探し始めて、5月の頭に申し込み、

今日審査が通ったとの連絡がきました。

 

 

同棲するゲイカップルの中では、

付き合ってから同棲開始までは割と遅めかもしれませんが、

私としては少しずつ関係を築くことができたので、

適切なタイミングだったと思っています。

 

 

付き合い始めた頃は私がギリギリ学生であり(薬学部は6年生のため、最終学年で24歳でした)、

薬剤師国家試験の受検勉強の真っ只中かつ実家に住んでいたため、

週1回しか会えませんでした。

 

私が社会人になり平日1回、週末1回会うようになり、

一人暮らしを始めてから1日おきに会うようになりました。

 

そして、彼が私の家の近くに引っ越してからほぼ毎日会うようになり

現在4年くらいが経過したところです。

 

 

付き合ってから1〜2年くらいまではケンカが多く、

一緒に住めるような状態ではなかったと思います。

 

その後は少しずつケンカも少なくなり、

国内外に旅行に行ったり、仕事や恋愛など色々なことに対する価値観を共有したり、

共通の友達も含めて一緒に遊んだり、絆を深めることができたと感じています。

 

付き合って3年くらいたった頃には気持ちとしては同棲できる状態ではあったのですが、私の中で越えなければいけない大きなハードルがありました。

 

 

 

それは、親にカミングアウトすること。

 

 

私の両親は若干子離れできていないのか、

引っ越し等の際には必ず手伝おうとしてきます。

 

引っ越しを手伝ってもらい、引っ越し先が2LDKであれば「なぜ?」となるのは当然。

 

 

もちろん勝手に引っ越して事後報告したり、彼女と一緒に住むと嘘を言うこともできたかもしれません。

 

でも彼女がいると伝え親を安心させてから、後で嘘だとわかり傷つけるよりは

先に伝えておきたいという気持ちが自分の中にありました。

 

 

もちろん自分の気持ちだけスッキリして親が傷つく可能性も考え、

タイミングは考慮しました。

 

姉が結婚して出産し、兄も結婚式を挙げ、

あとは私だけ、となった状態から数ヶ月してからです。

 

 

男性と女性の理解の違いもあるため、まずは母親に伝えることにしました。

 

そして1年ほど前に実家に帰り、母親にカミングアウトしました。

伝えた瞬間は私もとても緊張していましたし、

母親も瞬間的にとてもショックを受けていました。

 

が、泣かれることもなく、それなりに理解してくれようとしていました。

そして、次にあったときにはあっさり受け入れてくれたようで、

彼氏を紹介しなさいとまで言われ、写真まで見せることになりました(笑)

(まだ紹介はしてませんw)

 

また、母親には、姉には伝えてよいと言ったため、すぐに伝えたようなのですが、

姉の周りにはLGBTの人たちがそれなりにいるようで、何も問題なかったようです。

 

 

とりあえずカミングアウトにより一安心できました。

同棲のためのハードルと考えていましたが、

人生における大きなハードルを1つ乗り越えた気がします。

(父と兄には伝えていませんが、今後も伝えるかはわかりません)

 

 

これで気持ちの準備は整っていたのですが、2人の家の更新時期なども考慮し、家を探すのがこのタイミングになりました。

 

私たちの場合、一人で借りてこっそり同棲するという方法ではなく、

最初からルームシェア可の物件を探していました。

 

 

しかし、男性同士のルームシェア可の物件は思った以上に少なく、

都内2LDKとなるとさらに絞り込まれてしまいました。

 

私たちが申し込んだ物件も、他にも申し込みが複数あり、

たまたま先に申し込んだ人の審査が落ちたため、獲得できたといった状態でした。

 

 

何はともあれ、1〜2か月後に始まる人生初の同棲生活が今は楽しみです。

 

いまだに大きなケンカをすることもあるカップルですが、

2人の生活を楽しみながら人間としても成長していきたいと考えています。

 

 

今後、同棲生活についてもブログに書けたらなと思っています。

 

また、カミングアウトや同棲、家探しについての相談等が

あればコメントやメッセージをください^^